Mountain DX / DUCK

空から山を記録し、地域で使える情報に変える。

山岳DXは、ドローンを飛ばすこと自体を目的にした技術導入ではありません。人の手が届きにくい山林の変化を上空から把握し、森林保全、安全管理、OWLパスポートによる来訪者への発信、行政・消防・地域団体との連携へつなげる、OWLクロスフィールドの運用基盤です。

01 / BACKBONE

ドローンは、地域情報アーカイブの最新形です。

基本理念:地域情報デジタルアーカイブの作成・蓄積・利活用

塩崎理事長が示したこの一文を、桐生ドローン利活用協議会領域の基礎に置きます。個々の事業の羅列ではなく、地域の情報を記録し、残し、必要な人が使えるようにしてきた流れとして整理します。

1990s

パソコン通信「わたらせネット」から、地域情報の蓄積が始まる。

2001

NPO法人 桐生地域情報ネットワークを設立。インターネット時代へ移行。

2007

FM桐生を立ち上げ。地域情報を記録し、伝える基盤を広げる。

2016

ドローンによる空撮・調査へ展開。空からの地域情報アーカイブへ。

02 / DEFINITION

OWLクロスフィールドにおける山岳DX

DUCKの空からの記録と、OWLパスポートの地上側の入山・参加記録を重ね、山の状態を地域で扱える情報へ変換すること。それがOWLクロスフィールドにおける山岳DXです。

上空から把握

空撮、赤外線、マルチスペクトル、放送機能で、人が入りにくい場所の変化を確認します。

地域で共有

山林、登山道、獣害、災害時の状況を、保全会・行政・消防・地域団体が使える情報に整えます。

来訪者へ返す

OWLパスポートを通じて、入山前の注意喚起、区域案内、活動記録として歩く人に返します。

03 / FUNCTIONS

安全管理・獣害調査・森林保全・災害確認を一体で扱う。

01

安全・誘導

山中にいる人への呼びかけ、区域閉鎖や下山案内、所在確認を支える上空からの見守りです。緊急時の判断は公的機関が担い、民間は情報提供に徹します。

02

鳥獣検知

赤外線カメラでシカ・イノシシなどの熱源を捉え、入山前の注意喚起や区域設定に活かします。森業アワードでは、行政にも伝わりやすい実績領域です。

03

防災・消防連携

災害時の被災状況、不明者捜索、山火事の火点把握や鎮火後の残り火走査など、地上から見えにくい情報を短時間で把握します。

04

森林モニタリング

NDVIなどの植生指標を用い、樹勢低下木や枯損木を把握します。クビアカツヤカミキリなどの被害調査にもつながります。

飛行・観測・解析の実施主体は桐生ドローン利活用協議会です。OWLクロスフィールドは、その情報を山域運営、保全、来訪者への発信へ接続する側の基盤を担います。

04 / PASSPORT

空からの記録と、歩いた記録を重ねる。

OWLパスポートは、山岳DXの地上側の基盤です。誰が、いつ、どの山域に入り、どのように戻り、どんな保全活動につながったのか。その記録と、DUCKが取得する上空からの情報を重ねることで、山を守る判断材料が増えていきます。

入山前

鳥獣出没、倒木、区域閉鎖、飛行予定、乾燥時の火気注意をLINE・OWLパスポート導線で知らせます。

入山中・入山後

下山報告、活動記録、保全協力金、年次報告へつなげ、山を使う人が山を支える循環をつくります。

05 / ROLES

役割を混ぜず、同じ情報で連携する。

TECH

DUCK

機体運用・操縦・撮影・調査の実施主体。地域情報アーカイブの流れをドローンへ展開します。

FIELD

OWLクロスフィールド

取得情報を山域運営、保全活動、来訪者への発信、OWLパスポートへ接続します。

PUBLIC

行政・消防・警察

災害時・捜索時の判断と指示を担います。民間側は情報提供と記録整理に徹します。

表記:初出では「一般社団法人 桐生ドローン利活用協議会(DUCK)」、以降はDUCKとします。